去年、NHKスペシャルで「逆境力」を特集していました。
日本国内での認知療法の第一人者・大野裕先生が出演なさっていました。
「困難にあった時、どのように気持ちを回復させて乗り越えていけるか」
「折れない心を持つにはどのようにしていくか」
それを心理学ではレジリエンスと呼びます。
最近よく耳にする言葉のひとつですね。
思考に柔軟性を持つことで、困難な状況にあっても良い側面を見つけやすくなります。
ちょっとした楽観性を持つことで逆境にあっても極度の不安を持たずに済みます。
一喜一憂しない、簡単にあきらめないことも大切なようです。
ただし、元来そんなに心が強いタイプではないのに「絶対にあきらめない」と思うとストレスになってしまって逆効果にもなりかねませんのでバランスが必要ですが。
あきらめてもいいや、と思う時も大切。
愚痴を言って笑ってスッキリするひと時も大切。
フレキシブルな自分でいられるとラクになれると思います。
柔軟性・楽観性に救われることは少なくありません。
そのためにはちょっとした意識改革の努力と心がけは必要ですが。
努力した分、報われると思います。