催眠療法(ヒプノセラピー)にはいろいろな種類のものがあります。
そのなかでグリーフセラピー(悲嘆療法)は、
今はコミュニケーションをとることが出来ない相手に対する思いを癒すことが出来るものです。
亡くなってしまった相手。
病気で意思疎通が困難な相手。
流産などで生まれてこなかった我が子。
行方不明になっている相手。
言葉を発しないけれど家族の一員であるペット。
など、直接コミュニケーションはとれなくても自分には大切な存在。
そんな存在へ伝えきれずにいる、未完結のままになっている気持ちが心に残っている時、
わたしたちはその気持ちを消化できずにモヤモヤした状態になっています。
それを癒すことができるグリーフセラピー(悲嘆療法)は、優しいなかにもパワフルな愛情をあたたかく実感することができます。
未解決になっている気持ちは、心の平穏に雲を渡らせ、かげらせてしまいますが、その雲を取り去り
晴れやかな空にしていくこともできるのです。