未完結の事柄こそ心に残る ~ツァイガルニック効果~

冬の石垣島

 

「完結した事柄よりも、未完結のままになっている事柄の方が記憶に残る」

と、心理学的には言われています。

 

ツァイガルニック効果。

 

交通事故での突然の別れ。

すっきりしないまま一方的に恋人に別れを告げられた。

有名音楽家などの突然の引退

とても観たかったのに、観ないうちに終わってしまった人気映画。。。etc

 

もちろん、それにすべては当てはまりませんが、「そういう傾向」があるのは

なんとなくわかる気がしませんか?

 

中途半端に終わっていることは、印象に残りやすいような感じがしますよね。

 

私たちの記憶(忘れているだけで潜在意識に保管されているすべての経験)のうち、

未完結ですっきりしていない事柄が、「今の私たちの行動パターン・思考パターン」に

与えている影響は少なくありません。

 

ヒプノセラピーでは、その未完の記憶を催眠状態で思いだし、ご自身で完結させ、

すっきりとした癒しを得て、さわやかな気分で歩んでいけるようお手伝いさせて

いただきます。

 

すべて完結できている方なんていないと思います。

未完結だからこその魅力もあると思います。

 

でも、生きにくい要素を生み出している未完結の事柄があれば、

完結していくことでご自身がラクに、そして「自分らしく」いられるのではないかと思います。

 

完結と未完結、どちらがいいとか悪いとかではないのかもしれませんね。

すべてが「今のその方」を作り上げている要素だと思いますから。。。♪